ふるさとチョイスブログ

日本最大のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」のスタッフや地域の方が、オススメのお礼の品や地域の魅力など、ここだけの様々な情報を発信しています。

2022
04/08
04_イベント情報

【ファンミーティングレポート】春のワインを飲みながらオンラインお花見を楽しもう(2022/3/27)

こんにちは!
「みんなとチョイス」プログラム運営担当の阿部です。

まちを歩くと、パステルカラーの服に身を包んだ人と出会うことが多くなりました。
ピンクに色づいた桜の花も各地で満開を迎え、春真っ盛りですね。

桜の木の下でごはんを食べたりお酒を飲んだり…
昨今はそのような光景を見ることがなくなりましたが、お花見はオンラインでもできる!ということで、3月27日(日)に山梨県韮崎市と一緒にファンミーティングをおこないました。

ふるさと納税によって守られた桜の木から中継し、春の息吹を感じながらオンラインお花見をした様子をお伝えします。

 

■ 「みんなとチョイス」とは
日本全国の地域を元気にしたい!という人が集まり、地域の魅力に触れたり、地域の未来につながる取り組みを、私たちふるさとチョイスと一緒に応援していくプログラム
https://www.furusato-tax.jp/customer/minnatochoice

 


 

■ 今回のテーマ

私たちふるさとチョイスが運営している、「ガバメントクラウドファンディング®︎(以下GCF)」。

GCFは、ガバメントクラウドファンディングの略で、「ふるさと納税制度を活用して自治体が行うクラウドファンディング」です。自治体や地域が抱える課題解決に向け、ふるさと納税の寄付金の「使い道」を具体的なプロジェクト化し、共感寄付を募るプラットフォームとして、これまで450を超える自治体に活用されています。

今回のファンミーティングは、
山梨県韮崎市が挑戦したGCFの取り組み『わに塚のサクラを救いたい!』の活動報告をテーマにして開催。

2021年10月〜2022年1月まで挑戦したGCFは見事目標金額を達成し、韮崎市のシンボルである「わに塚のサクラ」の保全活動がされました。

当日は、その「わに塚のサクラ」がどんな様子なのか現地から中継をし、韮崎市にあるワイナリーで作られたワインを飲みながらオンラインお花見をしました。

 


■ ゲストのご紹介

◆山梨県韮崎市職員の皆様

(左から:佐々木さん、平賀さん、根津さん)

パワフルな韮崎市職員の皆さん。
韮崎市のイメージキャラクター「ニーラ」も登場しました!

 

■ わに塚のサクラ

樹齢約330年、樹高17メートル、幹周り3.6メートル。

ドラマ「桜咲くまで」(2004年TBS系列で放映)のタイトルバック、さくらメールのポスターや切手に起用されたことをきっかけに、全国的に知られるようになりました。

遠景に富士山、南アルプスの山々、周囲はのどかな田園風景の中に、空高く枝を広げる様子は、韮崎市のシンボルツリーそのもので、写真愛好家や観光客の方も訪れます。

 


■ みんなと「乾杯」!!!

事前にお配りした「春のワイン」をグラスに注いで、乾杯!

この「春のワイン」は、韮崎市にあるワイナリー「マルス穂坂ワイナリー」の春限定ロゼワイン。
桃と葡萄がほんのり香る、ピンク色のロゼワインはお花見にピッタリでした。

ワインを飲んだメンバーからは、

  • 『こんなに明るい時間に飲むのもお花見っぽくていいですね!』
  • 『さっぱりしていて飲みやすい!』
  • 『氷を入れたり炭酸水で割ってもいいかも〜』

という内容がZOOMのチャットで飛び交いました。

 


■ 挑戦したGCFについて

韮崎市は、「わに塚のサクラを救いたい!歴史を紡ぐ樹齢330年エドヒガンサクラを未来に残そう」というGCFに挑戦しました。(2021年10月〜2022年1月)

樹齢300年のこの大きなサクラはまちのシンボルとしてたくさんの人に愛されています。

そんな人々を魅了する「わに塚のサクラ」は、近年、豪雪・台風による枝折れや花数の減少が観察され始め、樹木全体で花数が減少し、地元住民や観桜客から樹勢の衰えに対し、たくさんの心配の声が寄せられました。

そこで、今回GCFを実施し、この桜の木の保全活動をする寄付を募ることにしました。

結果、目標金額を達成し、2022年3月9日~3月11日に桜の木の保全活動として、間引き・枯れ枝剪定やケーブルロープの取付け、剪定後の切断面の消毒がされました。

 

■ GCFに挑戦した韮崎市職員に質問

Q1. ふるさとチョイスのGCFに挑戦した理由は?

平賀さん(韮崎市職員)
「わに塚のサクラが元気だった頃の姿に戻したいという想いと、ふるさと納税の寄付金の使い道を具体的にプロジェクト化して、その活動に共感していただく方の中から協力していただくというGCFの仕組みが、わたしたちのやり遂げたいことと一致していたからです。」

司会者
「ありがとうございます。今回、GCFに挑戦する上で頑張ったことはありますか?」

平賀さん(韮崎市職員)
「挑戦するからには、寄付をたくさん集めて目標達成するぞという気持ちでチームで進めてきたので、どうやったら皆さんに響くのかな?というPRのやり方を考えたり、まずは韮崎市の名前を知ってもらう取り組みをチーム一丸になって続けてきました。」

 

Q2. 目標金額を達成するためにチャレンジしたことは?

佐々木さん(韮崎市職員)
「地元のラジオ局で4回も出演したり、有名な雑誌や地元フリーペーパー、新聞にも掲載していただきました。あとこの時期にちょうど、ふるさとチョイス大感謝祭というイベントが実施されたので、その中でもご案内をさせていただきました。」

司会者
「すごいPR活動を熱心にされたんですね。」

佐々木さん(韮崎市職員)
「またコロナも落ち着いてたタイミングの時期は、静岡や秋葉原などのイベントにも参加しました。それ以外にも、ふるさと納税の返礼事業者のところにポスターを貼らせていただいたり、市内のタクシー車内にチラシを置かせてもらったりしました。」

司会者
「結構、地元の方々に対して取り組みをPRしたのかなと思うのですが、地元の方々の反応は?」

佐々木さん(韮崎市職員)
「毎年地元の方々はわに塚サクラが満開になるのを楽しみにしている方が多いので、イマの現状を改めて知っていただく機会になったと思います。実際に『やっぱり弱っていたんだね』『後世にもこのサクラを残していきたい!』という声も聞きました。」

司会者
「地域の方にとっても本当に愛されているサクラだということがわかりますね。」

佐々木さん(韮崎市職員)
「そうなんです。GCFでは目標金額を128.7%達成していますが、実は、市に直接寄せられた純粋な寄付を合わせると166%達成でした。毎年見にきているような方だったり、韮崎市内で観光業を営む方々にとっては、本当に大切な存在で、ちゃんと守り続けなければいけないと感じました。」

司会者
「すごい!地元の方々からのご支援がすごくあったということで、改めて韮崎市のシンボル的存在だったということを強く実感しますね。」

 

Q3. 今後、韮崎市ではどんな挑戦をしていきたい?

平賀さん(韮崎市職員)
「韮崎市は名峰に囲まれたまちで、アクセスもすごくいい場所なのに、いまいち知名度が低くて寂しい想いもしているので、今後はまず韮崎市を知って来ていただき、ファンになってもらうような取り組みをしていきたいと思います。」

司会者
「ふるさと納税の返礼品にも『まち歩きウォークチケット』というものがありますよね。」

平賀さん(韮崎市職員)
「そうなんです。登山ガイドがついてまち歩きや山歩きもできるので、そちらもおすすめです!」

 


■ オンラインで、わに塚のサクラからお花見!

わに塚のサクラのいまの様子を中継で確認しました。

ファンミーティングの前日、春の嵐だった韮崎市。
大雨と強風で寒い日々が続いていたのもあり、桜は七分咲きぐらいの様子でした。

ですが、枝先にはもう少しでパッと花咲きそうなぷっくりした蕾がたくさん見受けられ、全体を見渡すと、比較的濃い色の桜の木であることがわかります。

保全活動で貼られていたロープも、桜の木に馴染んで目立つことはなく、これなら思い切り桜を楽しむことができると感じました。

ちなみに、ファンミーティング実施2日後には桜が開花し、「満開になって見頃を迎えました!」という連絡を、上の写真とともに韮崎市職員さんからいただきました。

とても綺麗で立派な花びら。これからもこの桜を守っていきたいです。


■ 参加者の声

参加したメンバーからは、このようなお声をいただきました。

  • 『とても美味しいワインをいただき、わに塚のサクラを見られて本当に楽しかったです。』
  • 『おうちでお花見というのが、面白くてよかったです。また韮崎市の方々の熱意が非常に伝わってきました。』
  • 『地域の方のお話は、熱量があって聞いてい楽しかったです!』
  • 『送っていただいたワインが美味しく、参加した人々の話、特に韮崎市出身の方から知らなかったことも聞けて楽しかったです。』
  • 『わに塚の桜を知ることができて、中継で見られてとても良かったです』
  • 『実際、全然知らない人との交流をオンラインで行ったりしたことがなかったので、新鮮で楽しかったです。』

 


■ まとめ

まちのシンボルを守りたい!という一心で奔走する韮崎市職員さんのアツい想いに胸を打たれ、私たちふるさとチョイスもこのGCFプロジェクトの実現サポートをしています。

今回のファンミーティングでは、ふるさと納税を活用して桜の木が守られた様子、そして、まちのシンボルを守りたい!という一心で奔走する韮崎市職員さん、それをサポートさせていただいたGCF担当の想いをお伝えしました。

GCFは、ふるさと納税の使い道に共感した方々「寄付者の皆さん」のお力をかりて、地域を元気にすることができる大きな手段だと感じています。

「プロジェクトの目標寄付額を達成することで資金を得て、まちの課題をどのように解決するのか?」と真剣に考え、まちが元気になるように準備を進める自治体職員・事業者さんの姿をたくさんみてきました。

その姿を見ていると、私たち一人ひとりの「応援したい」という気持ちが、地域を少しでも元気にできているのかも知れないと感じることができます。

他にも、まち自体やまちにいる人々を元気にするために挑戦しているプロジェクトがたくさんふるさとチョイスのGCFにはあります。

そのような取り組みを体感できるファンミーティングを、今後も企画していきたいと思っていますので、ぜひご参加お待ちしています!

 

■ 山梨県韮崎市

よろしければ以下もご覧ください。

▼山梨県韮崎市の詳細ページ
https://www.furusato-tax.jp/city/info/19207

▼韮崎市ふるさと納税担当が更新するnote
https://note.com/nira_furu

 


ふるさとチョイスだから実現できる、地域のヒトと触れ合うことができるようなファンミーティングを毎月実施予定です。
参加するメンバーのみなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

▼みんなとチョイスへの登録はこちら
https://www.furusato-tax.jp/customer/minnatochoice

 

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