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八丈島知らずして東京は語れない
2023年3月中旬。「東京の離島を知らずして東京は語れない」と常日頃思っていた私は、念願の八丈島に初上陸を果たすことができました。
八丈島は、東京都心から南方287kmの海上にあり、飛行機だと50分ほどで到着します。
私は、山も海も同時に楽しめるので、主にアクティビティを目的として来島しました。
「都会の喧噪から離れ、大自然に身をゆだねたい」という想いの方に八丈島はぜひおすすめです。
【目次】
〇おすすめ観光スポット
・八丈富士
・大竜ファーム
・ヘゴの森ツアー
〇おすすめ宿泊所
・あしたば荘
〇注意事項
【おすすめ観光スポット】
■八丈富士
八丈富士は、標高854mで伊豆諸島最高峰。
登山といえば、高尾山しか経験のない私でも容易に登ることができました。
約1時間ほど階段を登ると、山頂に到着します。
山頂には、火口があり自然がつくりだした神秘を感じることができます。
また、「お鉢めぐり」といって約1時間火口を1周できるのですが、
なかなかの迫力で高所恐怖症の私には非常に足が震える体験でした。
恐怖と戦いながら見ることができるカルデラや太平洋は、壮大です。
普段目の当たりにすることがない自然の偉大さと対峙したため、
思わず「人間は、なんてちっぽけな生物なのか」と考えさせられるほどでした。
もし行かれるご予定がある方は、草が生い茂っているので
汚れてもいい服装・滑りにくい靴(トレッキングシューズなど)を用意したほうがよいかと思います。
私は、あまり何も考えておらずお気に入りの服とサンダルで行ってしまったため非常に後悔しました。
特にサンダルは、滑りやすく危険です。
■ヘゴの森ツアー
「恐竜時代のような森を散策できる」と聞いて、心踊る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ヘゴの森ではシダ植物や伊豆諸島固有の植物が観察でき、運良ければ野鳥も見ることができます。
周りを見渡しながら遊歩道を歩いていると、
どこからか恐竜が草木から顔を出してくるのではないかと思うほど迫力がありました。
所要時間は1時間くらいで比較的平坦な道のりです。
もし行かれるご予定がある方は、事前予約制・当日現金払いなので注意をしてください。
また、雨が降る可能性があるので、
レインウェアや滑りにくい靴(トレッキングシューズなど)を用意したほうがよいかと思います。
■大竜ファーム
しいたけに囲まれる夢を持っている方におすすめなのが大竜ファーム。
TVにも取り上げられたことがある「うみかぜ椎茸」は肉厚でジューシーです。
(個人差はあると思いますが、しいたけが苦手な私も美味しくいただくことができました。)
何と言ってもワクワクしたのが収穫体験。
立派なしいたけをハサミで切り、かごいっぱいになるまでしいたけ狩りができます。
また、隣接している男メシ食堂で狩りたてほやほやのしいたけを焼いて食べることができます。
食堂ではしいたけのデザートやピザなど、しいたけ三昧の料理がたのしめます。
こちらも予約をしていたほうが安心です。
【おすすめ宿泊所】
■あしたば荘
ご主人のやさしさに癒された宿、あしたば荘。
あしたば荘は、多くの宿泊施設がある島中央部から離れた南部の中之郷にあります。
観光スポットでいうと、車で数分のところに裏見ヶ滝温泉や足湯きらめきがあります。
特に足湯きらめきからは、タイミングがよければクジラを見ることができます。
私は、尾ひれだけですが何匹もクジラを発見することができました。
あしたば荘のお食事は、お味噌汁やお魚の煮つけなど心がほっこりするものばかりでした。
特に、あしたばのおひたしはお食事処でもなかなか食べられなかったので感動しました。
あとは何と言っても島焼酎飲み放題。
お酒が大好きな私は、ついつい飲みすぎました。
【注意事項】
①日程調整
東京と八丈島の交通手段は、飛行機かフェリー。
天候によりどちらも欠航する恐れがあるので、旅行期間前後の日程調整が必要なので注意してください。
②服装
雨量がとても多い地域なので、雨具や防寒グッズを持っていくことをおすすめします。
③レンタカー
バスは1時間に1本しかなく、バスで行きにくい観光スポットも多いためレンタカーを予約することを声を大にしておすすめいたします。
レンタカーがあると急な雨のときも安心です。