08/31
スタッフMの地域満喫旅行記② 北海道上士幌町編♪
スタッフMです。
前回の臼杵市の旅に続き、ふるさとチョイスのコールセンターがあることでお馴染み?の上士幌町。
上士幌町には飛行機の滑走路はないのですが、 「上士幌航空公園」という場所があります。
「なぜ航空公園?」と思っていたのですが、ここ、熱気球の大会の会場になるとのこと。
全国で初めて1974年に実施された熱気球の大会が、今年は8月10日(金)~12日(日)に第45回が開催されるとのことで、見に行ってきました。
まずは、ガスを焚いて浮くという乏しい知識だった熱気球を知ることから…
<熱気球とは>
大きな球皮に温風をいっぱい詰め込んで飛ぶ熱気球。これは熱い空気は冷たい空気より軽いという原理を利用しています。
浮力を調整する事によって上下に動きます。バーナーを炊けば上昇するし、炊かなければ下降します。ただ左右にはコントロールすることができないので、風の動きを読みながら浮遊します。
パイロットは自分の行きたい方向の風を探しながら目的地へ向かっているのです。まさに「風まかせ」なスポーツです。
(上士幌町HP https://www.kamishihoro.jp/sp/balloonfestival/00000052より)
私は11日に見に行ったのですが、HPに書いてあるように、まさに「風まかせ」!を実感するバルーンフェスティバルでした。なぜなら、あいにくお天気に恵まれず、中止になる競技が多かったのです…
朝、お天気がいまいちだから中止かな~と思っても、風が安定すれば競技が行われるので、決定のアナウンスや当日の様子は上士幌町のTwitterで確認しました。
競技は、指定のポイントにマーカーを落としたり、高度をキープし続けるなど、20種類の競技があるようで(結構多い!)競技の正式名称は定かではないのですが、ポイントにマーカーを落とす競技のひとつをしていました。
しかし、なにはともあれ風まかせ。
航空公園に気球が辿り着くことが難しい風向きだったようで、やっと近くまで来た気球が落としたマーカーは林の中に…
マーカーが落とせるのは良いほうで、航空公園の隣にあるキャンプ場横の河川敷に着地している気球が多かったです。
しばらく航空公園で待ってたのですが、「あ!きたきた!」と思っても、本来到着するはずの場所には到達せずに、フ~っと風に流されてすぐ違う方へ行ってしまうので、「これは待ってても見られないかもしれないぞ」と気が付き、気球の様子を見るために車で行方を追いかけました(笑)
私たちは気球を見る為に追いかけましたが、参加チームは、気球とそれを地上から追いかけるバンがセットになっていて、河川敷や空地に不時着すると、バンが近くに行って回収をするようです。
青空に映える色とりどりの気球…を見ることはできませんでしたが、熱気球競技の大変さ、気球を追いかける楽しさを体験することができました。
バルーンフェスティバルの期間中、上士幌の空の下を車で移動していると、遠くに気球が浮かんでいたり、雲に隠れていた気球が高度を下げることで突然目の前に現れたり、風にのって移動している気球を見ることができて、上士幌の町全体が会場なんだな、と感じました。
上士幌在住のコールセンタースタッフ曰く、早朝の静かな時間帯に家の上を気球が通過するときは、ボッボッとバーナーの音が聞こえるそうです。
見られた競技はあいにくほんの一部でしたが、バルーンフェスティバルの会場では、北海道出身のタレントさんやミュージシャンのライブ、地元の方々の和太鼓の発表などの催しがあり、気球焼き(気球の形をした今川焼のようなもの。バルーンフェスティバル限定で売られるそうです)、鹿肉のソーセージなど、地元の美味しいものも堪能することができました。
気球を膨らますデモンストレーションもあり、その中に入れてもらうこともできて、とても薄くて軽い布で温かい空気を包んで浮かぶんだな、ということがわかりました。
もちろん、気球の搭乗体験もできます♪
天候が曇りだったこともあって、ここにアップした写真は全体的に薄暗い写真ばかりですが(涙)次の日の12日は高度をキープする競技が開催されたようで、航空公園に舞い降りる色とりどりのバルーンが見られたようです。
上士幌町のTwitterで様子が見られますので、カラフルな気球の写真を是非見ていただきたいです。
●上士幌町Twitter https://twitter.com/kamishihoro
2月にはバルーンミーティングがあるようで、冬のほうが風が安定している日が多いとのこと。今度は冬に訪れて、心ゆくまで気球を見たいな~と思っています。
最後に、バルーンフェスティバル目的の旅行でしたが、上士幌町の自然や食も楽しみの一つ。写真付きでご紹介。
ふるさと納税のお礼の品でもお馴染み「しんむら牧場」。
しんむら牧場は、カフェが併設されています。スコーンに添えられたクロテッドクリーム、めちゃめちゃ美味しかったです…
日本一広い公共牧場の広大なナイタイ高原は、霧で真っ白で、牛一匹すら確認できない視界でした(涙)
廃校跡を利用した、養蜂家が運営する鉄板焼きレストラン「tobachi」。
混雑していて待ち時間があったので、敷地内にある遊具で遊びました。楽しーい!
宿泊した糠平温泉にある旅館「中村屋」。糠平温泉は今年開湯100年だそうです。
中村屋は営業をしながら館内を全てDIYで少しずつリフォームされています。
左の写真は、上士幌にあるスーパーのAコープ「ルピナ」でナイタイ和牛の特売をしていたので、購入してクール宅急便で配送。
写真は自分用ですが、友人に「あったら買っておいて欲しい」と頼まれていたので、かなり買い込みました。
牛肉のほか、ハンバーグも上士幌豚も、とてもおいしいんですよー!
右の写真は、上士幌豚+ニラ豚のタレ(作り方を見るとキャベツを入れるようです)+臼杵焼。
ニラ豚のタレ、これ一本で味付け完了だから、一品加えたいときサッと作れて重宝、九州らしくちょっと甘めのお醤油が
ベースで白米との相性も抜群。ご飯が進みます。臼杵と上士幌の旅を思い出しながら、いただきまーす♪
旅で訪れることでより深まる地域の魅力にすっかりはまってます。
以上、スタッフMの地域満喫旅のご報告でした~。