ふるさとチョイスブログ

日本最大のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」のスタッフや地域の方が、オススメのお礼の品や地域の魅力など、ここだけの様々な情報を発信しています。

2019
02/01
03_自治体担当者リレーブログ

【高知県日高村】日本の高知の村と書いて、何とよむでしょうか。

初めまして。

北海道栗山町の「メロン男子」原田さんからバトン受け取りました高知県日高村の普通の男子「安岡周総」です。
人生で一度も名前を読まれたことがないのが自慢?!ですが、『マサフサ』と読みます。
人見知りのため、広報活動は苦手ですが、自治体職員リレーブログで指名いただきましたので、頑張ってお届けしきれていない日高村の魅力を少しでも伝えたいと思いますので、少しの間お付き合いください。

 

まずは、寄付のお礼と寄付金の使い道について、ご報告させてください。

日高村では、村内の事業者が新しいことにチャレンジできるように振興補助金制度を作っています。
また、チャレンジした結果については寄付者へも還流していく流れを取りたく、新商品の開発などに主に活用させていただいてます。少しずつですが、地域の小さな事業者の活動が活発になってきました。

※柏井農園さんこだわりの苺。品種は全国的にも珍しい「清香」
こちらは、品種、水にもこだわり生産しているのに、市場に流通する準備ができていませんでした。市場で流通することが可能な商品として磨きたいと、農家さんから相談があり、一緒になって検討した結果、贈答用の苺として産直市でも取り扱いされるようになりました。
ふるさと納税でも季節限定ですが人気があります。

 

※とまとみそ。地域のお母さん方が手作りしている。
NPO法人日高わのわ会さんが、コトコト作ってます。材料は、村のおじいが作ったニンニクとおばあが作ったお味噌、お父さんが作ったトマトを混ぜてお母さんが作ってます。(隠し味に、高知といえば!のカツオも入ってます)
小さな事業所なので新商品を検討しても、各種検査などに費用が発生して形にできない悩みがありましたが、皆さんの寄付を活用させていただき、製品として出すことができるようになりました。
また、日高わのわ会さんは、規格外品のトマトを活用して8時間労働につけない方の居場所作りもしています。加工の部分でいえば、安倍首相の施政方針演説でも、その取組が紹介されてます。

(抜粋:第百九十六回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説)
〜高知大学で、食品ビジネスを学んだ安岡千春さんは、日高村で栽培されたトマトを使って、ソースやジャムの商品開発に挑みました。今や、全国から注文が集まり、年間一千万円以上を売り上げる人気商品。特産品のトマトが新しい付加価値を生み、日高村の新たな活力につながっています。〜

 

※ 村内産のお米をおこメールに。このままポストに投函できます。
補助事業の話を聞いたと、日高村の第3セクターである村の駅から、村の駅に直接持ち込まれている個人農家さんが生産しているお米について相談がありました。個人用にお米を送れるようにしたいと。パッケージ作成と印刷にかかる部分について活用させていただいております。

 

※2億年前の地層で育てている県内有数の広大な茶園。
先代が、整備された道もなかった当時に、手作業で山の山頂を開墾し、一定の広さが出来たところで、重機をバラしてヘリコプターで輸送し、今の茶園にまで成長させたアグレッシブな茶園さんです。
その広さは、東京ドーム5個分!
広すぎて全体を見たくても見渡しきれないほど。。。こちらは、お茶のパッケージを統一したものに変更したことに伴い、パンフレットのリニューアルに活用させていただきました。

 

本当にありがとうございます。
事業者と直接関わる機会は、行政職員では珍しく、こうして村民のお役に立てる機会をいただき、感謝いたします。

 

改めまして日高村です。
皆さま!「日高」と聞いて、思い描くイメージはありますか?
そういえば昆布が有名だなぁと思われた、そこのあなた!それは北海道の日高町さんですから!

実は、日本全国に「日高」とつく自治体が
◉高知県 日高村(これがウチの自治体です)
○埼玉県 日高市、北海道 日高町、和歌山県 日高町
の4つもあるんです。(注意:安岡調べ。漢字「日高」のみ)

では、日高村といえば何なのかって?うちは、、、

トマトです!

皆さん知ってますか。
一般的に言われるフルーツトマトって糖度が何度くらいかを。
明確な分類がある訳ではないのですが、

・普通のトマト:4度前後
・フルーツトマト:5度〜6度前後

しかし、地域や農家さんによって、名称と糖度がバラバラなので、同じフルーツトマトなのに、こないだ食べたのは甘かったのに、今回のは酸味が強いなど、ブランドとしては安定しにくい俗称になっているんです。(わお!びっくり)

日高村は、そんなフルーツトマトよりも糖度の高い「シュガートマト」を作ってます。
しかも、シュガートマトの中でもランクが明確にあり、

シュガートマト
・ヴェルデ07 :7度以上
・ビアンコ08:8度以上
・ロッソ10 :10度以上
※ https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/39410/2057?city-product_original

しかも、すべてのトマトを光センサーで、1個1個検査しているので、当たり外れが無いんです。

実は、ふるさと納税の担当としてはどうかと思うんですが、トマトが大の苦手で。
大人になっても、ほとんど残してましたね〜。
でも、関わる人たちの話を聞いていたら、もしかしたら美味しいのかしらと。
試しに、、、
ガブッ!ブシュッ!

トマトって、熟れて柔らかい食べ物だと思ってたんですけど、皮はパリッと、果肉はギッシリで。溢れる果汁!
某マンガ風に言うなら、「ブチュウウウウーッ!!」となるので、噛みつきと吸うを同時にすることをお勧め。
味もしっかりしてて、トマトの甘さと酸味も丁度いい濃さ。

土佐弁でいうとこの「たっすいがはいかん!」です。
(知らない方はブラウザ検索か。日高村役場まで)

確かに、日本一の評価をもらうことも頷けます。
(引用:平成29年7月31日 日経MJバイヤー調査)

 

しかし、日高村のトマトにも欠点が。。。
それは、厳しく分類しているため、規格外品がどうしても大量に出てしまう点です。
(規格外品と言っても、形が悪いとか、小さすぎる、大きすぎるといった理由です)

天候にもよりますが、多い時は、年間20トン近くも。。。

これはいかんと。

地元のお母さんたちが、「もったいない」と言い始め、
規格外品を農家さんから買い始め、
手作りで加工品を作り始め、

しかし、生産量に対して、規格外品の量が多い。

そこで、こんな企画の返礼品も開始してみました。
※ https://www.furusato-tax.jp/product/detail/39410/4560473?pu=1
(実は、この企画、日高村の地域おこし協力隊が考えてくれました。おのちゃん、あずさん、けーくん、ありがとう!)

と、ここまでトマトばかり推してましたが、他にも勿論ありますよ。

「郷土菓子 芋けんぴ」
※日本一のシェアを誇る芋けんぴ!一度は、口にしたことがある?!

「土佐和紙」
※世界一薄い和紙!ルーブル美術館にも納品。東京なら浅草寺で使われてます。

「霧山茶」
※先祖が手で山を開墾し始めて、今では東京ドーム5個分の特大茶園を2つの家族で守り、美味しいお茶を育ててる。

「鍛冶屋(くわ専門)」
※親子2代で50年続く、くわ専門の鍛冶屋さんは、鉄を叩く人のイメージから遠く、人柄は和やか。

などなど、喋り出すとキリがないくらいの魅力があります。

 

ただ、日高村に限らず、自治体ごとにそれぞれに自然、観光、施設、体験、文化などの魅力があるかと思いますが、最終的には、先日、ふるさとチョイスアワード2018にて、発表させてもらったのですが、「人」に行き着くのではないかなと思います。

その時の映像が、こちら
(URLクリックで動画の再生始まりますので、ご注意ください)

ご紹介させてもらっている魅力を作り出しているのは、結局「人」なんですね。
特に、日高村では、「村民の生活そのもの」が本当は、一番の魅力だと感じてます。

本来は、そういったことに焦点を当てて、ふるさと納税を通じて発信していくものだと思ってます。
(このような発表の機会をいただき、改めてトラストバンクの皆様に感謝します。)

 

また、日高村にお越しいただいた方に、もっと多くの村の魅力に触れてもらえたら!との想いから、2018年11月末から電子感謝券の取り組みをトラストバンクさんと開始しました。


※ https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/39410/2992?lp_token

電子感謝券は、寄付をすると返礼品の代わりにポイントがもらえ、村内の登録店でQRコード決済にて、色々なものが買えたり、利用できるサービスです。

これにより、「モノ」としてお送りすることができなかったものが、ご利用いただくことができるようになりました。
これから利用可能な場所をもっと増やしていきますので、乞うご期待いただければ幸いです。

 

最後に、、、
担当として、ふるさと納税賛美をする気は無いのですが、この制度があることで、本来は伝えることができなかった取り組みや地域の住民の方々の素敵なところを発信することができたのも事実です。

また、普段の生活では感じにくいのですが、実は、ふるさと納税関連の事業は通常の行政事業と比較して、すごいスピード感で事業決定がなされていて、柔軟に対応されている自治体が全国的にも多いんです。
ネガティヴなニュースももちろんありますが、我々のような小さな自治体にとっては、なくてはならない制度になっています。

小さな自治体ながら、今後は、当村初の宿泊所や地域商社の立ち上げなどを、地域おこし協力隊と頑張っていきます。

すでに、宿泊所については、今年の9月頃を目処に、竣工する予定をしており、完成した折には、もちろん、ふるさと納税でも利用できるようにします。

日高村の情報発信がまだまだ不足しているのは、今後の課題ではありますが、返礼品の魅力だけでなく、ふるさと納税をきっかけに、是非、地方の自治体にも興味を持っていただき、一度は足を運んでいただきたいです。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。
タイトルの伏線回収ですが、日本の高知の村で「日高村(ひだかむら)」とよみます。

次のリレーブログの投稿者は、ふるさとチョイスアワード2018で発表順が自分の次で、ふるさと納税を原資にしつつ「ぶり奨学金」というユニークなネーミングと取組をしている鹿児島県長島町の土井隆さんです。

 

▼高知県日高村のページ
https://www.furusato-tax.jp/city/info/39410

▼電子感謝券のページ
https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/39410/2992?lp_token

▼オモシロとまと企画
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/39410/4560467

 

 

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