04/12
もっと広報を頑張ろうと思ったあの日
こんにちは
トラストバンクで広報をしているむなかたです。
昨年、テレビの取材を受けました。
企画は「ふるさと納税のポータルサイトの手数料は10%でその是非を問う」という内容でした。
ふるさとチョイスでは、平均2~3%の手数料でサイトを運営しています。
それは、できるだけ多くの寄附金を地域に残したい、皆さんの地域への想いを届けたいという気持ちで、そのような手数料に設定しています。
今回の取材は、少し批判に繋がるかもしれないと心配でした。でも、
「よし!しっかり誠意をもってカメラの前で話そう」
と決心して、取材を受けることにしました。
取材では、テレビカメラの前で30分近く質問に答えました。
広報を良く知っている人が聞いたら、そんなリスクをとるべきでないと思われるかもしれないです。
僕も、この会社じゃなかったら、やらなかった。
でも、この会社で、メディアの前で誠意をもって話さず、逃げてしまったら、一生、自分が目指す広報なんてできない。とすら思いました。
いくつか社外秘の質問があったので答えられませんでしたが、我ながら、誠意をもって、ご説明できたかなぁと思ったのもつかの間、数日後・・・
やっぱり切り取られてしまいました。。
しかも、フルネームの名前入り。。。。
30分ちょうど話したかは定かではないですが、もしそうだとしたら、29分57秒ばっさりです。
まぁ、一瞬しか使われないことはわかっていましたが、ちょっと寂しい気持ち。
弊社の手数料についても話しましたが、まぁ触れてもらえないですよね。それは、わかっていました。
結果は、当初の企画のままでした。微力でした。深く反省すべきこともありました。
でも、こんなこと言ったら怒られるかもしれないですが、後悔はしていないです。
取材を受けていなかったら、もっと違う内容で取り上げられていたかもしれないですし、メディアとの関係構築が広報だと信じているので、逃げずに取材を受けることができたことは良かったのかなと自分を慰めています。
そして、報道したメディアに対しては、
当たり前のことを報道されたまでだと思っています。
それは、ふるさと納税の現状をみたら、批判されても仕方ない状況だと思うからです。
ふるさと納税は、色々と議論されていますが、本来の趣旨に立ち返ることで、もっともっと地域の自立に繋がる仕組みにできると信じています。
先日、素敵なプロジェクトに関わる機会がありました。
それは、前橋市と北上市が発足させた“誰かのためになるお礼の品”を紹介するプロジェクト「きふと、」ふるさとチョイスでも、お手伝いをしているプロジェクトです。
「きふと、」https://www.furusato-tax.jp/lp/kift/
ふるさと納税をより良い制度にするためには、ポータルサイト、自治体、寄附者など、ふるさと納税に関わる全ての人達が、「誰かのために」という気持ちを常に持つことが大切だと思います。
だからこそ、「きふと、」をもっと多くの人に知ってもらいたい。
先日取材いただいたテレビ局にも報道してもらいたい。
もっと広報頑張ります。