ふるさとチョイスブログ

日本最大のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」のスタッフや地域の方が、オススメのお礼の品や地域の魅力など、ここだけの様々な情報を発信しています。

2019
03/15
03_自治体担当者リレーブログ

【宮崎県川南町】みんな大好き国産○○○はじめました。

今回ブログの担当をさせていただく、宮崎県川南町(かわみなみちょう)の稲田と申します。

同じ宮崎県児湯郡の新富町職員黒木君よりバトンを受取りました!おつなぎいただき誠にありがとうございます!感謝感謝!
このような機会は滅多にないと思いますので、川南町の珍しい返礼品の魅力を書かせていただこうと思います!

が、しかし、とてもブログでは書ききれませんので少しだけご紹介させていただきます。
是非最後までお付き合いください!

 

宮崎県川南町ってどこにあっとね?

まずは簡単に町の紹介を。
宮崎県川南町は、南北に長い宮崎県を半分に折り曲げるとちょうど太平洋側の真ん中あたりに位置します。(ざっくりで申し訳ございません)

【川南町が一望できる高台より撮影】

人口は1万5千人ほどの小さな町です。
海あり、山ありですので、畜産物、海鮮、お茶、果物、野菜etc正直なんでも揃っています!

【川南漁港の風景。競りが午後3時に行われる珍しい漁港です】

毎週第4日曜日には「川南町軽トラ市」が開催され、県内外から多くの買い物客で商店街が賑わいます!

川南町ふるさと納税の返礼品の中では、特に豚肉のセットや、宮崎と言えばの完熟マンゴーなどが大人気です。

【人気の特産品「さんきょうみらい豚満喫セット」https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45405/4562649

【川南町のマンゴーはこちら https://www.furusato-tax.jp/city/product/45405?category_id[]=162&incsoldout=1

 

待望の返礼品がラインナップ!

そんな中、昨年10月から取り扱いが始まったのが・・・・・・
「皮まで食べられる国産バナナ」です!!
一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?!そう!そのバナナです!
元祖は、岡山県の「もんげーバナナ」。その株分けの兄弟バナナが、わが町宮崎県川南町でも栽培されています。

さて、突然ですが、国内で流通するバナナの大半はフィリピンなどの海外産に依存しているということをご存知でしょうか?
そのため日持ちさせるためだったり、虫が付かないようにするために農薬を使用するのが通常です。

しかし、この川南町産バナナは完全無農薬で栽培されており、安心安全に皮まで食べられるのが特徴です。

【南国を思わせる栽培ハウスの中の様子】

実はこのバナナ、そんなバナナな驚きの方法で栽培されているのです。

その名も

「凍結解凍覚醒法」!!!

何やら漢字ばかりでスッと頭に入ってきませんが、簡単に説明すると、
“種に氷河期を疑似的に体験させることで耐寒性を持たせ、日本国内でも発芽・栽培”できるようにする農法のようです。

この特殊な農法「凍結解凍覚醒法」によって、宮崎県川南町で特別に育成されたバナナは糖度が非常に高く、一般的なバナナの約15度をはるかに超え(およそ糖度22度から25度)、香りもよく、口当たりも芳醇な甘さに満ちた贅沢なフルーツとして今注目を浴びています。

また、バナナの品種も現在主流の新品種キャベンディッシュではなく、世界的にパナマ病(バナナの病気)が蔓延した際全滅したと言われているグロスミッシェルという品種です。

この品種はねっとりとした食感が魅力で、1950年代まで日本でも親しまれていた品種になります。
きっと召し上がった際に「あっ、懐かしい!」と感じる方もいらっしゃると思います。

栽培農家が農薬を使わず手間暇かけて1本1本大切に育てているからこそ、“皮ごと”お召し上がりいただけ、余すことなくバナナの栄養を吸収できるというわけです!

【バナナは1本ずつ個別包装され、贈答用にもおすすめです。https://www.furusato-tax.jp/product/detail/45405/4524354

私も一度この川南町産バナナをいただきましたが、とてもねっとりとした食感で、一口で輸入物のバナナとは別の果物だなと感じました。

是非、ご自身の味覚で体感してください!

従来の「気軽に楽しむ身近なフルーツ」というイメージを一新し、贅沢なひと時を演出してくれるバナナすので、贈答用などにもおススメです!

 

ふるさと納税と国産バナナとふるさと川南町

実は、この「川南町産バナナNEXT716」を栽培する内田さんは、代々川南町で農業を営んでいましたが、高校卒業後故郷を離れ福岡県で起業、居を構えていました。

しかし、バナナ栽培の決断を機に先祖から受け継いだ農地を活用しようと川南町での農園づくりに取りかかりそしてようやく、バナナが出荷できる!となった時に一つの問題が立ちはだかります。

「バナナの販路」問題です。

そこで、相談させていただいたのが、「ふるさと納税の特産品として出品してみませんか?」という内容でした。

ふるさと納税制度の活用の考え方は色々ありますが、私個人的には地元の素晴らしい特産品を全国の方々に広く知っていただくにはとてもいい制度だと考えていますし、更には新しいことにチャレンジできる場所だとも思います。

その相談の後、パッケージデザイン、特産品の登録方法などとんとん拍子に話は進み、今では全国の方々から御寄付いただける特産品へとなりました。
ふるさと納税制度が、「農家さんの熱い想い」と故郷川南町をつないだ瞬間でもありました。

今では、某有名百貨店での催事などにもひっぱりだこで全国を飛び回っておられます。

【百貨店での催事。多くの人が買い求め商品はすぐに品薄状態に!】

 

常に挑戦!常に前進!

ここまで記事を読んでいただいた皆様お付き合いありがとうございました!

ふるさと納税制度は、魔法の制度ではありませんが、「不思議と人と人を繋げる力がある」とこの業務に携わり感じることが多くあります。

おおよそ普通に人生を送っていれば、交わることのなかったであろう人たちと出会え、お互いに切磋琢磨して前進できる・・・そんな環境が作られているのがこのふるさと納税を取り巻く環境にはあると思います。

全国の人たちに「町の魅力を」「町の特産品を」「それを生産・加工する人たちの熱い想いを」お届けできるように、より一層関係者の皆さんと挑戦し続け、1歩ずつ前進していきたいと思います!

 

次にバトンを託すのは、お隣の鹿児島県いちき串木野市の井上さん!

県外出向をしていた時の同期でともに濃い経験をしてきました。
お互いに自分の職場に戻った時にはまさかのふるさと納税係という奇跡的なめぐりあわせで今回バトンを託させていただきました!

いちき串木野市のポテンシャルの高さを是非ブログで。

 

▼宮崎県川南町のページ
https://www.furusato-tax.jp/city/product/45405

 

 

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