04/22
【千葉県南房総市】7月豪雨の代理寄附でのエピソード
こんにちは。
ふるさとチョイスCafé店長のけんです。
ふるさとチョイスCaféには自治体職員の皆様もよくいらっしゃり、
先日は、千葉県南房総市(みなみぼうそうし)のふるさと納税担当のお二人がカフェにお越しくださいました。
(左:松田さん、右:中村さん)
実は、昨年も4月の同タイミングでお越しいただいております(以下は昨年お越しいただいた際の記事です)
今回、担当の松田さんから、7月豪雨の「代理寄附」についてのエピソードを教えていただいたので、ご紹介させていただきます。
※代理寄附とは
災害発生時に被災した自治体の代わりに、被災していない地域の自治体が寄附を受け付け、
ふるさと納税の証明書の発行などの事務作業を行い、集まった寄附金を被災地へ届けるという仕組みです。
生まれた経緯についてお知りになりたい方は、以下のふるさとチョイスブログの記事をご覧ください。
千葉県南房総市に何が起こったのか
■松田さん
「7月豪雨の後、これは迅速に対応しなければと思い、すぐにトラストバンクさん(ふるさとチョイス運営元)にご連絡しました」
「結果として、広島県の代理寄附を受け付けることになり、37,545,889円、1,874件の寄附金をお届けできました」
「寄附者の皆様はもちろんですが、代理の作業を共にしてくれたメンバーにも本当に感謝しております」
■けん
「たしかに迅速に対応いただきました。本当にありがとうございます」
■松田さん
「大変な状況の中だったのですが、ある寄附者の方から7月豪雨に対する支援がありました」
■けん
「どんな寄附者だったんですか?」
■松田さん
「『少ないですが少しでも役に立てれば』とメッセージを添えて、「200円」の寄附を申し込んでくれたんです」
「しかも生年月日を見ると明らかに小学校低学年の子なんです」
■けん
「これは・・すごいですね、初めて聞きました」
「おそらく、その200円はお小遣いから捻出してくれたんですかね・・」
■松田さん
「そう思います。またおそらくですがふるさとチョイスでのお申し込みも親御さんに聞きながら寄附してくれましたよね」
「7月豪雨のニュースを見て、親御さんに聞いて、実際に行動(寄附)をして・・とその子に頭が下がりました」
「自分たちの仕事とは、ふるさと納税とは、というものを改めて見つめなおすきっかけになりました」
※応援メッセージを見る松田さん(ふるさとチョイス災害支援では寄附する際、寄附者さんにご入力いただいた応援メッセージが一覧でご覧いただけます)
https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/messages/482?page=9
■けん
「南房総市の皆様が取り組まなければ起こらなかったことですし、またこうした支援の輪が若い世代、しかも小学生から広がっていくのは非常にうれしいですね」
■松田さん
「そうですね。なので今後もふるさと納税通じて支援の輪を広げていきたいと思い、
電子感謝券やふるさと育英サポーター制度(ふるさとマンスリーサポーター)も取り組み始めました」
「さらに、只今色々と企画中です・・・」
■けん
「ありがとうございます。今後も南房総市の皆様の活動に注目させていただきます!」
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いかがでしょうか。
こうしたエピソードをもっと皆様に知っていただきたく、今回のブログを書きました。
たとえ小さな変化だとしても、こうした積み重ねがこれからのふるさと納税、そして日本を作っていくと思っています。
今後もブログを通じていろんなエピソードを発信していきます!
そして、ふるさとチョイスCaféでは、ふるさと納税制度のご質問、お申し込みのサポートだけでなく、
こうした地域の変化を聞きたい人もお待ちしております♪
▼ふるさとチョイスCafé
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けん