04/13
被災経験から生まれた「代理受付」
はじめまして。
くりはらです。
まずは、自己紹介から。
私は、茨城県境町の職員で、3年間ふるさと納税の担当をしていました。
そして、平成30年4月より、
研修派遣として、トラストバンクで勤務させていただいています。
こちらに来てから、ちょうど2週間。
都会のオフィスに、ようやく慣れてきたところです。笑
平成28年4月14日
何があった日か、みなさんは覚えてますでしょうか?
熊本地震が発生した日です。
あの大きな震災から、もう2年も経ったんですね。
ふるさと納税を活用した災害支援の「代理受付」
今では当たり前のように、
災害支援のとき、ふるさとチョイスに「代理受付自治体」と掲載されるようになりました。
この代理受付の取り組みを全国で初めて実施したのが、茨城県境町です。
代理受付とは、被災した自治体の代わりに、被災していない地域の自治体が寄附を受け付け、
ふるさと納税の証明書の発行などの事務作業を行い、集まった寄附金を被災地へ届けるという仕組みです。
この取り組みを始めたきっかけのお話しをしたいと思います。
茨城県境町は、平成27年9月関東東北豪雨で、
床上床下浸水493棟、1名の方が亡くなる大きな被害を受けました。
私は、地元が被災しているときにも、
ふるさと納税の証明書の発行など、庁舎内で仕事をしていましたが、
「本当なら私も町民の方のケアに行った方がいいのかな。」
とずっと思っていました。
熊本地震の代理受付の取り組みは、
有事の際に、私のように庁舎で仕事をしているのではなく、
より多くの役場の職員を被災した方のケアに充てられる取り組みなんです!
私がふるさと納税を担当していた3年間の中で、
1番携われてよかったと思っています。
ちなみに、
熊本地震の時の取り組みの詳しい内容を、
「ふるさとチョイスアワード」で発表させていただきました。
自分では恥ずかしくて見てないけど、是非ご覧いただけたら嬉しいです!
▼境町橋本町長と須永による、当時の想いや災害支援、ふるさと納税に関する対談記事