04/08
昭和女子大生が企画!多気町ふるさと納税イベント
こんにちは!
2月からインターンシップに参加させていただいている安室(ヤスムロ)です。
私は、現在隣の三軒茶屋の昭和女子大学に通っている大学2年生です。私は大学の地方創生のプロジェクトに1年間参加していました。その内容は、主に三重県多気町を知ってもらい、ファン拡大・広報アイディアを提案するプロジェクトです。
今回は、このプロジェクトで以前開催した「女子大生によるふるさと納税セミナー」のことを書かせていただきます。
みなさんは多気町に行ったことはありますか?

多気町は、三重県中央に位置する人口1万4千人の町で、自然豊かでとても食べ物が美味しいところです。
伊勢神宮のある伊勢市や松阪牛生産地の松坂にも近い場所で、ふるさと納税もさかんに行われています。ちなみに私のオススメの食べ物は、まつかさ餅です。その場でしか食べられない!限定に弱いので2回も食べてしまいました(笑)
イベントは、ふるさとチョイスCaféで実施しました。

セミナー講師を呼び、「女子大生によるふるさと納税セミナー」実施するにあたり色々な問題に直面しました。
最初の壁は、大学生のイベントに来てくださる講師を探すこと。これがとても大変でした。10社以上はお電話しました(笑)
その中で唯一トラストバンク様からご協力してくださるとご連絡をいただけました。ご連絡が来た時は、プロジェクトメンバー全員で飛び跳ねて喜びました!
セミナー講師も見つかり、場所もふるさとチョイスCaféで実施させていただいて、順調に準備が進んでいると思ったのですが、ここでまた大きな壁にぶつかってしまいました。
それは、集客です。
私たちの力でどのように人を集めようか、何回もメンバーみんなでミーティングを行い試行錯誤した結果チラシの作成をしました。
イベント開催の週にビラ配りをしたり、有楽町にあるお店などに電話してチラシを置いていただけないか交渉したりしました。

その結果、目標していた来場者数は10人だったのにもかかわらず、17人もの方が来場してくださり、満席にすることができました!
セミナーでは、まずトラストバンク地域リレーション部の橋本友美さんが「ふるさと納税とは」をテーマに登壇。自治体による寄付金の活用事例を紹介し、「ふるさと納税は地域課題を解決する手段でもある」と制度の意義を話しました。

次に、多気町役場農林商工課の松本拓磨様が、ガバメントクラウドファンディングで、生産者不足の課題を抱える伊勢いもの先端栽培技術の開発費を募るなど、町のふるさと納税の取り組みを紹介しました。
多気町のふるさと納税額は、2015年は1,000万円以下だったのにもかかわらず、今年2020年は4億円を超える額を達成したそうです。
「町だけでなく全国にお返しできるような取り組みに寄付金を使っていきたい」と語りました。

最後に、私たち昭和女子大生が考える「多気町ツアー」を提案しました。
テーマは有給を消化していただくということで、金曜日に出発して土曜日に帰ってくる1泊2日のツアーを考えました。
1日目は、やはり伊勢神宮!おかげ横丁などで赤福を食べて楽しみます。
夜ご飯は多気町に行き、麦とろ飯や伊勢芋を使った郷土料理をいただける「棺里(かんり)」で伊勢芋を使った料理を楽しみます。
オススメはふわふわの伊勢芋を揚げた「あげとろ」です。驚愕の美味しさです!
2日目は、多気町の観光地を巡りです。
丹生大師で自然を感じ、ふれあいの館でお土産の購入やお茶をして、おやつにはしっかり「まつかさ餅」を食べてくださいね!

イベント参加者アンケート結果では、この多気町ツアーはとても好評でした。セミナーの満足度も9割を超えており、プロジェクト最後のイベントを成功させることができてよかったです。
多気町は隠れた絶品がたくさんあり、心を休ませることのできる私の第2のふるさとです。是非皆さん多気町に訪れてみてください。
最後に多気町役場の松本様とプロジェクトのメンバーから1年間プロジェクトを通しての感想をいただきました。
「東京では、ほとんどの方が聞いたことがない三重県多気町ですが、東京の学生の方に実際に町までお越しいただき五感で感じたことを伝えていただくことで、より身近に多気町を感じていただけたのではないかと思います。若いから、学生だからとゆうよりも、大学のプロジェクトに自ら手を挙げて参加していただくアグレッシブさが、地方に住む人たちのじさ「私の町って、実はいいところなのかも?」と気づくきっかけになりました。3年目のプロジェクトですが、昭和女子大学の学生のみなさんのポテンシャルの高さには、いつも驚かされます。」(多気町役場 松本様)
「初めてこういった企業の方とイベントを行い、自分たちが発案や企画などに携われて本当に良い経験が出来たと思いました。発案から当日までの流れは、思ったよりも準備があり、大変だと感じましたが、同い年の子や先輩たちが多く助けてくれました。特にパネルの作成では、自分でアポを取り、取材したり、見やすくまとめたりと、いくつかの工程をしっかりと確認することの大切さを実感しました。また、今回のイベントを通して、将来の為にももっと自分のスキルを上げていく必要があると強く感じました。」(1年 奈木)
「ゼロから始まった私たちの企画でご縁のあった、松本様を始め、トラストバンク会社の斎藤様、橋本様、ふるさと納税のみなさまのご協力をいただきまして無事に終えることができました。今回の貴重な経験は必ず自分の糧になると思っております。また、多くのサポートのお陰で成り立ったことを忘れずにこれからも精進して参ります。」(1年 石黒)
「準備から当日までうまくいくかどうかとても不安でしたが、ご協力いただいた皆様のおかげでイベントを成功させることができました。イベントで学んだことを、来年度以降の新たな活動にも活かしていきたいと思います。」(1年 石橋)
「始まる前までは不安でいっぱいでしたが、イベントでは今までの成果が発揮でき、楽しめました。」(2年 藤田)
「私達が一年間学んで来た事を学校以外の場で発信出来たのでとてもいい経験になりました。」(2年 和泉)
私は、このイベントがきっかけで、トラストバンクでインターンシップをすることになりました。
当初、大学の地方創生のプロジェクトに参加したときは、地方のこと・ふるさと納税のことをあまり知りませんでした。
しかし、大学でもらったチャンスを自分で生かしたり、インターンシップに取り組んだりしたことで、地方やふるさと納税につい深く学ぶことができました。
私たちのような学生にも、もっとふるさと納税や地方について知っていただけるように、これからも発信していきたいと思ます。
(※この記事は3月に書かれたものです。)