ふるさとチョイスブログ

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2020
06/01
03_自治体担当者リレーブログ

【東京都文京区】~とどく つながる みらいのために~

自治体リレーブログをご覧の皆さま、はじめまして東京都文京区の榎本と申します。

文京区とご縁のある津和野町の河良様よりバトンを受け取りました。

まさか、このようなリレーブログのバトンを受け取ることになるとは、と少し緊張しておりますが、しっかりとバトンをつなぎたいと思います。

最初に文京区について、ご紹介致します。

文京区は、東京23区の真ん中あたりに位置し、11.29k㎡しかありません。

半径2キロの円の中におさまる範囲で、これは東京23区の中で4番目の小ささです。

区内にはJRの駅がなく、駅前ターミナルがない閑静な住宅街が多いのですが、その中に、江戸時代の面影を伝える史跡や、下町情緒が色濃く残っている地域もあり、今と昔が混在した街並みです。

そんな街を更に色彩豊かに彩る、“さくらまつり”、“つつじまつり”、“あじさいまつり”、“菊まつり”、“梅まつり”と文京花の五大祭りを実施しています。(残念ながら、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、中止決定されたものもあります。)

あじさいまつり

つつじまつり

菊まつり

また、区内の菓子店の皆さまに区ゆかりの森鷗外を始めとする代表的な文人たちのお菓子を創作していただいた“文人銘菓”もあります。

目でお花や緑を愛で、体全体で史跡から歴史を感じ、文人銘菓も楽しめる、多面性を持つ文京区です。皆さま東京にお越しの際は、ぜひ散策をしてみてくださいね。

さて、こんな文京区からは返礼品なしで奮闘を続ける「子ども宅食プロジェクト」を紹介します。開始は2017年、現在事業4年目を迎えています。運営資金は、ガバメントクラウドファウンディングにて募っています。

ふるさとチョイスさんとのお付き合いも4年目、ふるさとチョイスアワード2018では、優秀賞を頂くことができました。

子どもの貧困対策として実施する「子ども宅食プロジェクト」では、“とどく、つながる、みらいのために”をコンセプトとし、全国の皆さまからいただいた寄附を原資に2か月に1回、文京区にお住まいの子育て世帯(所得制限を設けています)に食品等を届けています。また、ご利用家庭と定期的な“つながり”を生み出しています。

運営資金はふるさと納税による寄附、お届けする食品等も寄附、と、善意で成立しているプロジェクトです。とてもありがたいことに、返礼品がないこの事業にたくさんの方が共感してくださっています。

運営においての苦労話は、涙なしには語れないのが本音(!)ですが、全国の寄附者の皆さまからの温かい声援、利用者さまからの喜びの声、食品等を寄附してくださる企業や団体様からのお気持ち、全てに最前線で触れることのできるこのお仕事は役得と思っています。

仕事で疲れた時には、応援の声を読んで、また頑張る!ということをこっそりしていますし、窓口やお電話で励ましの声を耳にする事も多くて、私が元気を頂いています。

子どもの貧困対策として開始したこの事業の担当になっただけなのに、私の方が励まされるなんて、これが“つながっている”ってことなんだなと思っています。(バトンをいただいた津和野町さんとも子煩悩な森鷗外がつなぐ縁です。)

これからも温かい気持ちがぐるぐる回り続ける好循環が継続しますように。

そんな願いをこめて、今年度も明るく元気よくしっかりと事業運営ができるよう頑張って参ります。

追い詰められるその前に。命をつなぐ「こども宅食」で親子の笑顔を守りたい

さて、次のバトンは東京から一気に西へ飛び、島根県浜田市の佐々木さんです。

佐々木さん、どうぞよろしくお願いします。

▼東京都文京区のページ
https://www.furusato-tax.jp/city/usage/13105

▼【ガバメントクラウドファンディング】
追い詰められるその前に。命をつなぐ「こども宅食」で親子の笑顔を守りたい
https://www.furusato-tax.jp/gcf/782

▼ふるさとチョイスアワード2018
https://www.furusato-tax.jp/feature/award/2018/

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