07/01
【兵庫県加古川市】ええもんを加古川の職人とともに。
島根県浜田市の佐々木さんからバトンを受け取りました兵庫県加古川市の田口です。
浜田市の佐々木さんとは、ふるさとチョイスセミナーでご一緒させていただき、そこから情報交換をするなど、仲良くさせていただいています。
ご連絡をいただいたときは、文章を書くのが苦手な私なので躊躇してしまいましたが、佐々木さんからのバトンを受け取らないわけにはいかない!ふるさと納税で繋がった大切なご縁。
一生懸命書かせていただきますので最後までお付き合いいただければ幸いです。
(ふるさとチョイスブログ兵庫県初上陸!!佐々木さん、ありがとうございます!)

さて、私はというと昨年春、産業振興課(ふるさと納税)に配属されました。
実は、恥ずかしながら、この部署に配属されるまで、ふるさと納税をしたことがありませんでした。
なんか手続きが難しそう・・そんなイメージでついつい避けていました。
が、担当者になったからには、目を背けることは出来ない!
制度や手続きについて職場の仲間に教えてもらいました。
「めっちゃ手続き簡単やんっ!」
「何故今までしてこなかったんだろう・・。」
後悔しました。 それと同時に、
「市内にはこんなに魅力的な返礼品があるんだ・・」
「もっと全国の方に加古川のことを知ってもらいたい!」
そのためには私自身も、加古川市のことや、市内の事業者様のことを知らなければいけないと強く感じました。
そんな私に、ビックチャンスが到来。
ふるさとチョイスさんの「ふるさと納税事業者勉強会」です。
現在参加いただいている事業者様や、ふるさと納税事業に興味をもっていただいている事業者様にも参加していただき、私も含め一緒にふるさと納税の活用方法等について学ぶための勉強会です。

特別講師として、遥々東京よりトラストバンクの本保さんにお越しいただきました。
1日目、グループに分かれて事業者さん同士の自己紹介をしていく中で、初めは皆さん緊張の面持ちでしたが、勉強会が進むにあたり、皆さん打ち解けあってきて、終盤には「(他の事業者さんと)コラボしたい!」などのお声もありました。

同じ市内で事業をされていても、お互いの事業内容を知る機会がない中で、こういった場を提供できることで、協力して新しい製品が生まれるきっかけ作りになる事は担当者としてもうれしい限りです!

勉強会2日目、本保さんと一緒に事業者を訪問しました。
まずは㈱M・Lab(ミムラボ)へ。オリンピック金メダリストの高橋尚子さんや野口みずきさんを始め、数多くのトップアスリートのパフォーマンスを足元から支える伝説の靴職人がいらっしゃる工房です。通常では絶対手に入らない、ふるさと納税限定のランニングシューズを製作いただいています。

これまでの経験とノウハウを元に、アスリートの足を計測し、足型に合った一つ一つのパーツが、それぞれの職人の技により組み合わされて完成していく工程を目の当たりにし、ただただ感動しました。
次は㈱千代木工へ。
原木から加工し、一貫生産で木枠ミラーを製造している会社です。鏡を前から張り付ける新しい手法で、木枠1センチというスタイリッシュなミラーを実現しています。有名なリゾートホテルでも採用されるなど、数々のデザインミラーを世に送り出しています。こちらの会社でも、職人により一つ一つ丁寧に製作されている現場を目の当たりにしました。事業者様ともゆっくり話をし、製品に対する想いを聞くことができました。

実は、この事業者勉強会を開催する中で、本保さんから「お礼の品の感想をもっと投稿してもらえるようにしましょう。」というアドバイスを受け、感想投稿をしてもらうチラシを独自に作成し、事業者から発送する品に同封するようにしました。すると、そこから感想投稿が増え、ふるさとチョイスのお礼の品ページに投稿された感想をきっかけに、昨年度80件だったミラーの申込が4倍に膨れ上がるなど、嬉しい効果がありました!!
そして、こちらの会社では、様々な新しい品を全国の方々へお届けすることが出来ました。

担当者の方からは
「ふるさと納税に参加しなければ出会えなかった方々とのご縁ができ幸せです。」
と言っていただけました。

このような言葉をいただけて、私もすごく幸せな気持ちになりました。
そして、最後は(有)うらいへ。
肉職人歴18年、最近では自らがジビエ猟師となり、「獣害から農作物を守る」という地域の課題解決に乗り出す、『お肉屋さん猟師』です。
こちらの担当者の方はとにかく個性的(笑)
インパクト抜群の方ですが、それ以上にふるさと納税事業に関してもとにかく熱い想いをもってくださっている方なんです。
事業者訪問当日も、本保さんと一緒に色々な想いを語り、その時の話がきっかけで生まれたのが・・
「全国初 会いに行く返礼品」
です。
(誕生秘話については、2019.12.13ふるさとチョイスブログで本保さんが掲載してくださっています。ありがとうございます!!)

須永会長にも、わざわざ加古川市まで足を運んでいただき、共同記者会見という貴重な経験もさせていただきました。

東京と加古川でテレビ会議をしながら返礼品を開発し、実際の提供を想定したテストを実施するなど、リリースまでには本当にたくさんの調整が必要でしたが、
「加古川をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」
関わったみんなの共通の想いがあることを再確認する貴重な時間を過ごせました。
トラストバンクさん主催のセミナーに参加し、全国のふるさと納税の担当者の皆さんが、それぞれの地域に想いを馳せ、地域のために積極的に頑張っている姿を見ると、私も「加古川市のために頑張りたい!」と思いました。
そして、今はそこから一歩前に進み「加古川市だからできること」「加古川市にしかできないこと」を実行していきたい、そんな想いでいます。
そして、まだまだ市内には熱い想いをもった事業者さんがたくさんいらっしゃいます。
もっともっと事業所様の元へ足を運び、地域への想いや製品にかける想いを私たち自治体担当者がしっかりと聞き、全国の皆様へ伝えられるによう頑張っていきたいと思います!
最後になりましたが、加古川市についてご紹介させていただきます。

加古川市は兵庫県の南部に位置しています。市内の中心には一級河川「加古川」が流れ、川を挟んで西側にはのどかな田園地帯、東側には工業地帯という多様な街を形成している、人口約26万人の施行時特例市です。
本市は今年で市制70周年を迎えました。
加古川市の地場産業である「靴下」。
東京、奈良県と並ぶ靴下の日本三大産地のひとつとして、100年以上の歴史を持っています。
志方町(しかたちょう)と呼ばれる地域とその周辺では、今でも数多くの靴下工場が靴下を製造しており、近年では自社商品を販売する店舗も増え、品質の良い靴下を求めて、連日多くの方が靴下を購入しに訪れています。

そして、加古川市は世界的に有名な「神戸ビーフ」の産地でもあります。
その神戸ビーフと同じ、但馬牛を素牛とするご当地ブランド「加古川和牛」も、地域を代表するブランド牛。市内では、加古川和牛を手軽に食べられるお店も数多く存在します。

そんな加古川市のソウルフードと言えば「かつめし」!
「かつめし」は、洋皿に盛ったご飯の上に、揚げた牛カツと茹でキャベツを乗せ、その上からデミグラスソースをかけ、箸で食べる、加古川市のご当地グルメです。
昭和28年頃、市内にあった食堂で、気軽に箸で食べられる洋食として考案されたのがはじめと言われています。
市内でかつめしを提供するお店は100店舗以上!学校給食の献立にもなるなど、地元に愛されているメニューです。

お店によってソースのこだわりが異なるため、様々なお店で食べ比べをしたくなります。
加古川市に来られた際は、ぜひ一度ご賞味ください!(ふるさと納税のお礼の品にもあります♪)
加古川市出身で、市の観光大使でもあるお笑い芸人の陣内智則さんが、かつめしのPRをしてくれていますので、是非こちらもご覧ください!!(https://youtu.be/z2ZYV-Jvsh4)
まだまだ伝えたいことはありますが、この続きはぜひ加古川市に直接お越しいただき感じていただければと思いますので、お待ちしています!!
このブログをご覧いただいている自治体の皆様、 LoGoチャットも使っていますので、お気軽にメッセージください♪
そして、次のバトンは兵庫県朝来市の足立さんです。加古川市も朝来市も、その名を世界に轟かせる「神戸ビーフ」の産地として、共にPRを頑張っている仲間です!
それでは、足立さん。よろしくお願いします。