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【ふるさとチョイスアワード2020舞台裏 Vol.2】新潟県柏崎市
史上初、新潟・柏崎生まれのバナナです
皆さん、こんにちは!
新潟県柏崎市でふるさと納税の担当をしております植木と申します。
10月5日に開催された「ふるさとチョイスアワード2020」では、雪国新潟県で南国のフルーツであるバナナを栽培するシモダ産業株式会社様の取り組みを紹介させていただきました。
このブログをとおして、アワードにエントリーしてから当日の発表までの舞台裏をお伝えしたいと思います!
と、その前に…
皆さん、柏崎市をご存知でしょうか???
新潟県のほぼ中央に位置し、日本海に面した42kmの海岸線と内陸には山間部を有する恵み豊かな地域です。
柏崎の夏の風物詩のひとつに「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」があります。海を会場としているため、打上範囲が広くスケールの大きい花火が見物で、特に尺玉100発一斉打上げや尺玉300連発は圧巻です。
また、小学生から社会人まで所属する水球チーム「ブルボンウォーターポロクラブ柏崎」があり、まちをあげて水球を応援しています。
新潟と言えば「雪国」を想像する方が多いと思います。柏崎も海に面していますが雪が降る地域です。


さて、話を「ふるさとチョイスアワード」に戻します。
7月にトラストバンクの佐近さんから「ふるさとチョイスアワード2020」の開催と応募受付の案内がありました。
内容を確認すると、今年のテーマは「未来へツナグ」、チョイス事業者大賞部門では「ふるさと納税の取り組みによって、地域産品の価値を高めたり、地域経済の活性化やまちの魅力づくりに貢献した『事業者』を表彰する」とありました。
これを見た瞬間に思いました。
「バナナだ!」
今年で創業70年を迎えたシモダ産業が自社の産業廃棄物処理の排熱を再利用した温水を使い、他所には例のないサーマルリサイクルによるバナナ栽培を始めたことは、「雪国なのにバナナ!?」というギャップや農薬を使わずに作られるので「皮まで食べられる」ことなどが話題を呼び、多くのマスコミなどに取り上げられていました。

シモダ産業の霜田真紀子さんにアワード応募の意向を伝えたところ、二つ返事でOKをいただきました。
8月中旬、無事にエントリーを完了し、9月のWEB投票に臨みました。
個人的には、取り組みの内容が今年のテーマとマッチしているので、かなり期待できると思っていました。
9月9日、トラストバンク佐近さんから連絡が…
「キターーーーー!!!!!」
ノミネート決定の連絡を受け、すぐさま霜田さんに連絡し、アワード当日の発表の打ち合わせをすることにしました。
今回は事業者大賞部門でのノミネートだったため、霜田さんに当日の発表をお願いしたのですが、コロナ禍のため、社内で首都圏への移動を制限しているとのお話があり、ふるさと納税の担当である私が登壇することに…、
「えっ…、コロナ禍は私も同じなんですが…汗」
と正直思いましたが、行くと決まったのだから!と、気持ちを切り替えて発表の準備を進めることにしました。
発表の内容を詰めていく中で、せっかくなので事業者である霜田さんにも話をしてもらいたいと思い、動画を撮影して発表の中で流し、最後に私がバナナを食べるパフォーマンスをしてプレゼンを締めることにしました。
動画の内容と私の発表内容がマッチするように構成を考えながら、プレゼン用のスライドを作成する作業は大変でしたがとても楽しい時間でした。
短期間で素晴らしい動画を作成してくださった霜田さんに改めて御礼申し上げます。
発表前日、霜田さんからパフォーマンス用のバナナを2本預かり、東京に向かいました。
ちなみにこのバナナ「1本≒1,000円」の高級品です…
東京駅に到着後、渋谷のホテルに直行し、プレゼンの練習を繰り返しました。
アワード当日、事前にお借りしたシモダファームのポロシャツと高級バナナ2本を持って会場に入り、リハーサルに臨みました。
リハーサルでは動画再生の確認と最後にバナナを食べることを伝えました。
あとから確認してビックリしたのですが、バナナを食べるパフォーマンスを事前にお伝えしていたことで、本番では私の動きに合わせてカメラのアングルを切り替えていただいていました!さすがプロ!
アワードが始まり各ノミネート自治体の素晴らしい発表が続きます。
事業者大賞は最後の部門のため、隣になった鹿児島県長島町の山下さん(大賞を受賞されました!)と
「自分の発表が終わるまで楽しめないね~」なんて話をしていました。
自治体職員新人賞部門が終わり、いよいよ発表の時間が近づいてきました。
満を持して高級バナナを取り出したその時、私の目に飛び込んできたモノは!?
『真っ黒になったバナナ…』
「今朝はまだ黄色かったのに…!!」と焦る私。
「そんなバナナ!」なんてベタなことを言う余裕もありません。
しかし、熟してしまったものはしょうがない!と、ここでも腹を括り、プレゼンに挑みました!笑
プレゼンに練習の成果は発揮されたのか?
事前に撮影した動画の出来栄えは?
最後、無事にバナナを食べられたのか?
実際の様子はこちらをご覧ください!!

10月27日に市役所で開催した「事業者勉強会」の際、アワードで受賞した「ノミネート賞」のトロフィーをシモダ産業様にお渡ししました。
受賞の喜びのコメントを聞き、会場にいた他の事業者様にとっても良い刺激になったと思います。
最後になりますが、私自身、今回アワードで登壇する機会をいただき、貴重な経験をすることができました。私の力が及ばす事業者大賞は逃してしまいましたが、全国の皆さんに「越後バナーナ」を知っていただくことができ、大変嬉しく思っています!

柏崎市のふるさと納税の返礼品は「米どころ新潟」ということもあり「お米」が中心です。
ふるさと納税の担当として、地域の様々なところに目を向け、市の資源を使った商品開発や新たな地場産品の掘り起こしを行い、地域産業の活性化にふるさと納税を活用していきます!
最後までご覧いただきありがとうございました!このブログで少しでも柏崎市と越後バナーナに興味を持っていただけたら幸いです!
ぜひ、皮ごと食べてみてくださいね。それでは(=゚ω゚)ノ
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▼新潟県柏崎市のページ
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