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【解説】ふるさと納税の確定申告手続きの流れについて
「確定申告手続きってめんどくさい~」「ついつい後回しにしちゃう…」っていうそこのあなた!
確定申告ってスマホやPCでオンラインで手続きができるのご存知ですか?
事前準備さえできていれば簡単に30~40分ほどでできちゃうんです。
ここでは、ふるさと納税の確定申告の手続き~提出までの流れについてご案内します 💁🏻♀️
確定申告の流れ
STEP1 確定申告に必要なものを用意する
まず、確定申告に必要な5つがそろっているかを確認しましょう!
準備するもの

※1 寄付をした自治体から送付されます。対象期間の全ての寄付金受領証明書が必要になります。
※2 ご本人名義の口座情報が必要になります。(還付金振込用)
※3 ご自身の印鑑が必要になります。ゴム印はご利用いただけません。
※4 マイナンバーカード(個人番号カード顔写真付き)をお持ちの方は、マイナンバーカードだけで、本人確認(番号と身元確認)が可能です。マイナンバーカードのコピーを添付される際は、表面および裏面のコピーが必要になります。
※5 マイナンバー証明用に、こちらに記載のいずれかのパターンの書類が必要になります(郵送で提出される場合はコピーが必要です)。
個人番号通知カードについては、記載された氏名、住所等が住民票に記載されている事項と一致する場合は、マイナンバー(個人番号)を証明する書類として使用できます。
一致しない場合、個人番号通知カードはマイナンバー(個人番号)の証明としてはご利用いただけません。
マイナンバーカードがない!そんな時は…
マイナンバーカードをお持ちでない方は、以下のいずれかのパターンの番号確認書類と身元確認書類をそれぞれ1つずつ用意しましょう。
(郵送で提出するときはコピーが必要になります)
ちなみに、 個人番号通知カードは、記載されている氏名、住所等が住民票に記載されている事項と一致する場合は、番号通知書類として使用することができます。一致しない場合は使えません。お引越しで住所が変わったよ~という方は要注意です!
番号確認書類(ご本人のマイナンバーを確認できる書類) |
・通知カード※1 ・住民票の写しまたは、住民票記載事項証明書(マイナンバーの記載があるものに限ります。) などのうちいずれか1つ |
+
身元確認書類(記載したマイナンバーの持ち主であることを確認できる書類) |
・運転免許証 ・公的医療保険の被保険者証(健康保険証) ・パスポート ・身体障害者手帳 ・在留カード などのうちいずれか1つ |
STEP2 確定申告書を作成する
確定申告書は国税庁の確定申告特集のページからPCやスマホで早ければ30~40分ほど(※個人差はあります)で作成することができます。
PCやスマホから確定申告書の作成については以下をご確認ください。
📝PCから作成する
▼確定申告を実際にやってみるの巻
https://blog.furusato-tax.jp/?p=9438
📝スマホから作成する
▼【40分で完了】スマホで簡単に確定申告
https://blog.furusato-tax.jp/?p=4608
STEP3 確定申告書を提出する
作成した申告書は、そのままオンライン上で提出(電子申告)、または申告書を印刷して郵送で提出します。
💡マイナンバーカードを持っている場合は、マイナンバーカード方式で電子申告ができます。(電子申告には ICカードリーダライタが必要です。)
💡マイナンバーカードを持っていない場合は、ID・パスワード方式で電子申告または、郵送での提出になります。
電子申告<マイナンバーカード方式>
電子証明書の登録が不要。マイナンバーカードをお手元にご用意のうえ、確定申告の作成から提出まですべてオンライン上で案内に沿って完結させることができます。
電子申告<ID・パスワード方式>
マイナンバーカードを持っていなくて電子申告で提出をする場合はこちら。
事前に税務署で本人確認のうえ「ID・パスワード方式の届出完了通知」を受け取る必要があるので早めに準備をしましょう! ICカードリーダライタも不要です。
ID・パスワードがわかる場合は、マイナンバーカード方式同様に案内に沿って完結させることができます。
ID・パスワード方式の届出方法についての詳細はこちら
▼e-tax 国税電子申請・納税システムHP
https://www.e-tax.nta.go.jp/kojin/idpw.htm
印刷をして郵送で申告
確定申告書を印刷し、必要書類と合わせて郵送で提出をする方法です。
確定申告書には捺印が必要なのでお忘れなく!
提出書類は以下の「確定申告申請書類」をそれぞれ一部ずつと、「本人確認書類」いずれかのパターンを印刷し、同封のうえ納税地の税務署へ提出します。
確定申告申請書類:それぞれ1部
・申告者B第一表 1部
・申告者B第二表 1部
本人確認書類:いずれかのパターン
・マイナンバーカードのコピー
・通知カードのコピー+本人確認書類のコピー
・住民票の写し)+本人確認書類のコピー
・住民票記載事項証明書(マイナンバーの記載があるもの)+本人確認書類のコピー
いかがでしたか?こうやって流れを整理して見ると、意外と簡単なものですね。
一年のお金の流れの振り返りにもちょうど良い機会になります。
簡単!とはいえ、念には念をいれて余裕を持った準備と申請がおすすめです。
ぜひ、今後の確定申告の際にご活用いただければ幸いです~