09/27
北海道遠別町・「廃校を絶対にとめたい」町の未来を残すために
こんにちは!佐々木です!!
今回も引き続きふるさとチョイスが手掛けるメディア「CHOICEEDS(チョイシーズ)」のドキュメンタリーをご紹介します!
ふるさと納税がつなぐ、地域の物語

https://www.furusato-tax.jp/choiceeds/
「CHOICEEDS(チョイシーズ)」 とは?
それは、ふるさと納税を通して芽生えた希望の種を全国に広げるメディアです。
ふるさと納税による地域活性化の取り組みを、心温まるドキュメンタリーとして発信しています。
CHOICEEDS では、各地域に集まった寄附金の活用方法や、ふるさと納税によって起こった街や人の変化の事例を「災害支援」「街づくり」「伝統工芸」「一次産業」「いのち」「こども」「観光」の7つのテーマに分けて紹介しています。
今回の舞台は北海道遠別町。
日本最北端に位置する農業高校、「遠別農業高校」の物語です。
↓動画の視聴はこちらから(再生時間 7:15)↓
※この動画は、2017年に制作しており、2021年現在、地域の現状と異なったり、情報が古い場合がございます。しかし、ふるさと納税がきっかけで実際におこった地域の変化を是非知ってもらいたい!との想いから、改めてご紹介をさせていただきますので、ご了承いただけますと幸いです。
ここからは、動画をダイジェストでご紹介します!!
廃校寸前だった高校を救った、町の希望のつくり方

町で唯一の高校 遠別農業高校 は、かつて廃校の危機に瀕していました。
遠別農業高校を応援していた地域の応援団長が亡くなり、それもあってか入学者数も減少。

どうにか遠別農業高校を残せないかと動き出した遠別町役場の佐藤さん。
ふるさと納税を利用し遠別農業高校をPRしようと考えます。
生徒がつくる「遠農ブランド」をお礼の品に

そこで、遠別農業高校の生徒と先生がつくる食品や農作物「遠農ブランド」をお礼の品として採用。
生徒たちが育てた羊の肉を加工したベーコンやソーセージを全国に届けました。
手作業で丁寧に作られた遠農ブランドは、もともと町で大人気だったそう。
そんな 遠農ブランドがふるさと納税のお礼の品になったことから、その名は全国に広がっていきました。
全国の寄付者から遠農ブランドを選んでもらったこと、そしてお礼状が高校生に届いたこと。
それらが、彼らの自信につながっていきました。
ふるさと納税がきっかけで道外から入学

遠別農業高校の知名度が上がったおかげで入学者数は徐々に増えていきました。
ふるさと納税がきっかけで道外から入学してくる生徒さんもいたそうです。

さらに、集まったふるさと納税寄付金で教育現場のIT化を推進。
子供たちの教育格差や情報格差をなくしたい。
遠別町のそんな想いからIT化が取り組まれました。

その一つが「ドローンプロジェクト」。
将来広大な農地にドローンが利用できるため、試験的に授業に導入しました。
そして二つ目の取り組みが、小学校・中学校・遠別農業高校へのタブレットPCの導入。
ふるさと納税を、未来の子供たちに活用しました。
「絶対に遠別農業高校をなくしたくない」
生徒が作った加工品を、ふるさと納税のお礼の品にする。
それが全国に広がり生徒数が増える。
そして集まった寄付金を子供の教育に活用する。
遠別町はふるさと納税を使った良い循環をつくりだしています。


現在も決して廃校の危機がなくなったわけではありません。
しかし、「絶対に遠別農業高校をなくしたくない」そんな強い想いが遠別町にはあります。
人口2700人の小さな町にも若い人たちがいる。
それは、町にとってなくしてはならない希望なのです。

「将来は地元で農業関係の仕事に就きたい」
「林業に携わりたい」
「実家の力になりたい」
そう話す子供たちに、町の未来がありました。
▼ふるさとチョイスで芽生えた地域活性化ストーリー「CHOICEEDS」
https://www.furusato-tax.jp/choiceeds/
▼ 北海道遠別町のページ
https://www.furusato-tax.jp/city/product/01486
▼ 遠別農業高校の特集ページ
https://www.furusato-tax.jp/feature/detail/01486/1581?city-product_original