09/01
高知県越知町・東京からきた青年が生んだ”観光”という希望
こんにちは!
インターン生の佐々木です。
本日公開した、自治体担当者リレーブログで越知町の山下さんがご紹介してくださった、地域おこし協力隊の通称「金ちゃん」が経営する『ゲストハウス縁』についてのストーリーをご紹介したいと思います。
突然ですが、みなさん、地域おこし協力隊ってご存知でしょうか?
地域おこし協力隊とは、もともと都市市域に住んでいた人が過疎地域等に移住し、そこで地域活動を行いながら移住定住を図っていく取り組みです。
ふるさと納税がつなぐ、地域の物語

https://www.furusato-tax.jp/choiceeds/
「CHOICEEDS(チョイシーズ)」 とは?
それは、ふるさと納税を通して芽生えた希望の種を全国に広げるメディアです。
ふるさと納税による地域活性化の取り組みを、心温まるドキュメンタリーとして発信しています。
CHOICEEDS では、各地域に集まった寄附金の活用方法や、ふるさと納税によって起こった街や人の変化の事例を「災害支援」「街づくり」「伝統工芸」「一次産業」「いのち」「こども」「観光」の7つのテーマに分けて紹介しています。
▼動画の視聴はこちらから
※この動画は、2017年に制作しており、2021年現在、地域の現状と異なったり、情報が古い場合がございます。しかし、ふるさと納税がきっかけで実際におこった地域の変化を是非知ってもらいたい!との想いから、改めてご紹介をさせていただきますので、ご了承いただけますと幸いです。
それでは、ここからは動画の内容をダイジェスト版でご紹介します!
地域おこし協力隊の”金ちゃん”

今回の主役は、東京から地域おこし協力隊として越知町に来た金原隆生さん。
地域の人たちには”金ちゃん”という愛称で親しまれています。
地域おこし協力隊とは、地域外から移住しその地域のために仕事をする人のこと。
通常任期は3年ですが、金ちゃんは任期が終わっても越知町に住み続けました。
越知町にゲストハウスをつくる

越知町の観光地”仁淀川”。
「奇跡の清流」とも言われる仁淀川の可能性に掛け、金ちゃんはラフティングガイドとして生きることを決めました。
しかし、 ラフティングガイド だけでは食べていけない。

そこで、ゲストハウスをつくることに決めたのです。
宿泊施設が少ない越知町。
「日帰りで帰る人が多いのはもったいない」そんな想いから設立を決めました。
しかし、設立資金が足りないという大きな問題に直面していたのです。
300人の寄付者の想いを受けて

そこで始めたのがガバメントクラウドファンディング(GCF)でした。
GCFとは、自治体の課題解決のためにふるさと納税の寄付金の使い道をより具体的にプロジェクト化したもの。
プロジェクトに共感した人たちが寄付をする仕組みです。
越知町は、このGCFを利用して金ちゃんのゲストハウスのクラウドファンディングを開始。
金ちゃんや越知町、そして町の人たちも必死にプロジェクトを呼び掛けていきました。

そんな努力が結ばれ、目標金額は無事達成。
そうして全国から寄付してくれた300人弱の想いを胸に、金ちゃんはゲストハウスを完成させました。
越知町の希望、金ちゃん

ゲストハウス「縁」と共に、越知町の観光も動き出しました。
「 自分らでもできるんだと気づかせてくれた。
夢って言い方は大げさだけど、本当にありがたい」
ゼロからゲストハウスを自分の手で作り上げていく金ちゃんの姿を見た、自治体職員の岡田さんはそう話します。
「ちょっとでも気になった地域があれば、大変かもしれないけど行ってみてください。
行ってみて生で感じて、何か感じ取れるものがあるかもしれません。
来てみてそれがここだったらお待ちしています」
笑顔で話す金ちゃんは町の希望です。
地域おこし協力隊出身のよそ者が作り出した”観光”という希望。
新しい風が吹いた越知町、そして金ちゃんのこれからが楽しみです。

▼ふるさとチョイスで芽生えた地域活性化ストーリー「CHOICEEDS」
https://www.furusato-tax.jp/choiceeds/
▼高知県越知町のページ
https://www.furusato-tax.jp/city/product/39403
▼GCF(ガバメントクラウドファンディング)ページ
https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header