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佐賀県・ふるさと納税で命を救うーー1型糖尿病根治への挑戦
こんにちは!
インターン生の佐々木です!
そろそろ定番化してきたこちらのコーナー。
今回の舞台は、、、佐賀県です!!
ふるさと納税がつなぐ、地域の物語

「CHOICEEDS(チョイシーズ)」 とは?
それは、ふるさと納税を通して芽生えた希望の種を全国に広げるメディアです。
ふるさと納税による地域活性化の取り組みを、心温まるドキュメンタリーとして発信しています。
CHOICEEDS では、各地域に集まった寄附金の活用方法や、ふるさと納税によって起こった街や人の変化の事例を「災害支援」「街づくり」「伝統工芸」「一次産業」「いのち」「こども」「観光」の7つのテーマに分けて紹介しています。
今回の舞台は佐賀県。
不治の病と言われる1型糖尿病の取り組みを紹介します。
↓動画の視聴はこちらから(再生時間:6分52秒)↓
※この動画は、2017年に制作しており、2021年現在、地域の現状と異なったり、情報が古い場合がございます。しかし、ふるさと納税がきっかけで実際におこった地域の変化を是非知ってもらいたい!との想いから、改めてご紹介をさせていただきますので、ご了承いただけますと幸いです。
ここからは、動画をダイジェストで紹介していきます!
不治の病と言われてきた1型糖尿病

1型糖尿病 。
それは、突然体内でインスリンという物質を生成できなくなってしまう病気で、 毎年1000~2000人の人が発症しています。
糖の吸収に必要なインスリンを補うため、一型糖尿病患者はインスリン注射を1日4~5回自らに打つ生活を一生続けなければいけません。

しかし、一型糖尿病を根治させるための活動が始まっています。
それを大きく後押しするのが、佐賀県とNPO法人の日本IDDMネットワークが協働で行うふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディング(GCF)です。
ふるさと納税で動き出した研究

これは佐賀県が窓口となり、日本IDDMネットワークが研究者などへの助成金をふるさと納税制度を使って募るもの。
この取り組みには、多くの支援が寄せられています。
寄付者は現在5000人を超えており、プロジェクトを通して 1型糖尿病 の認知拡大にもつながっています。

国立国際医療研究センターの霜田さんはこう話します。
「実際に患者さんに届けるためにはもちろんそれ以上のお金が必要になる。
でも、ふるさと納税の支援を通して研究のスタートをきることができた。
本当にありがたい」。

ふるさと納税を通して進んだ研究。
それは「バイオ人工膵島移植」です。
無菌豚の膵島をカプセル状にして患者さんに移植するもので、患者さんたちにとって新たな希望となっています。
病気への認知にもつながった

日本IDDMネットワーク専任理事で、ご自身も 1型糖尿病 の大村詠一さん。
エアロビック元日本チャンピオンという立場で、一型糖尿病の講演活動なども行っています。
「今までどうやって研究への資金を集めていこう?
病気のことを伝えていこう?という悩みがあった。
ふるさと納税で財源支援をいただけて本当にありがたい。
それだけじゃなく、ふるさとチョイスのページにプロジェクトが掲載されたことが一型糖尿病の認知に繋がったと思う。
1億を超える寄付が集まったことは自分たちも驚いている。
それだけの共感や期待をもっていただいたものだと自覚し、寄付金の使い道などをちゃんと報告していこうと思う」。

日本IDDMネットワーク 事務局長の岩永さんは最後にこう話します。
「今まで佐賀県に寄付してください。
日本IDDMに寄付してくださいと言ってもさほど集まらなかった。
ふるさと納税は日本の寄付文化を変えるものだと思う」。
未来の命を守る日まで

ふるさと納税をきっかけに、急速に進みだした1型糖尿病根治への取り組み。
ふるさと納税が未来の命を守る日がくるまで。
1型糖尿病患者の毎日の注射から解放する挑戦は、始まったばかりです。
▼ふるさとチョイスで芽生えた地域活性化ストーリー「CHOICEEDS」
https://www.furusato-tax.jp/choiceeds/
▼佐賀県によるGCFの取り組み
https://www.furusato-tax.jp/gcf/project/?q=%E4%BD%90%E8%B3%80%E7%9C%8C