ふるさとチョイスブログ

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2021
06/24
01_地域をご紹介

医療従事者の方々に敬意と感謝を伝えたい。「八王子エール便」が繋いだものとは?

 

新型コロナウイルスの流行が長期化する中、現場で闘い続ける医療従事者の方々に直接感謝の気持ちを届けたい。

そんな想いから企画されたプロジェクト、「八王子エール便」をご存知でしょうか?

今回は「八王子エール便」について、八王子市広報プロモーション課の皆様にお話を伺いました。

 

八王子エール便とは…?

 

八王子エール便とは、東京都八王子市がふるさと納税の寄付金を活用し、市民の皆さんから募った手書きのメッセージ(エールカード)を、八王子ゆかりの品とともに「八王子エール便」として医療従事者の方々へお届けする企画です。

 

八王子エール便が生まれたきっかけ、それは…

 

 

八王子エール便が生まれたきっかけは、およそ1年前にさかのぼります。

八王子市では、昨年の6月にふるさと納税の応援型寄付金の募集を開始しました。

これは、新型コロナウイルスの影響を受けている子供や学生、福祉施設や医療機関に向けた寄付金を募る取り組みです。

お礼の品はなく、集まった寄付金はすべてコロナ感染症対策として活用されます。

 

ふるさとチョイスでは寄付者が自治体に寄付をする際、応援メッセージを一緒に送ることができます。

この応援型寄付金に寄付してくださった方からは、医療従事者の方々に向けた感謝や応援のメッセージが多く寄せられたそう。

全国から届いたこれらの声を、コロナ禍の最前線で頑張ってくださっている医療従事者の方々へ形にして届けることはできないか…

そんな想いから八王子エール便は企画されました。

 

寄せられたエールカードは…約5,000通!

 

こうして始まった八王子エール便。

市民に配布される「広報はちおうじ」にメッセージを記入いただくためのエールカードを折り込み、市民の皆さんからの手書きのメッセージを募集しました。

 

 

あわせて、Facebookなどの市公式SNSでも八王子エール便への参加を呼びかけました。

それを見た市外の方からも、「自分もメッセージを届けたいからエールカードを送ってほしい」という声が寄せられたそう。

中には、

現在は他の地域に住んでいるが、学生時代を八王子市で過ごした。八王子市は故郷のような特別な場所であり、自分も応援したい」

という応援の言葉も届きました。

こうして八王子市民だけでなく、八王子市を応援したい市外の方々からも多くのメッセージが寄せられ、約5,000通ものあたたかいエールが届きました。

 

エールカード3

 

八王子エール便が繋いだもの…

 

たくさんの想いがつまったエール便を受け取った医療従事者の方からは、

辛いことや行き場のない思いも全て、自分が選んだ道だから仕方ないと思っていたが、多くの方が気にかけてくださっていることを知って救われた

 

日々、コロナウイルスと戦っているのは私たち医療従事者だけではないのに、あたたかいメッセージがとにかく嬉しかった

 

など、感謝の言葉が寄せられています。

 

市内外の人々、そして医療従事者の方々がお互いに感謝をし合う。

ふるさと納税をきっかけに生まれた八王子エール便は、市民と医療従事者との「目には見えない触れ合いの機会」となり、あたたかいエールが人と人とを繋ぎました。

 

八王子市の担当者の方は、最後にこう話します。

「今回の八王子エール便では、ふるさと納税の魅力である地域の人々を応援するこができました。これからも、八王子エール便に負けない新たな取り組みを行っていきたい。そして、医療従事者の方々のような、新型コロナウイルスと闘う人々を応援し続けたいです」

 

「八王子エール便」紹介動画が出来ました(2021/7/27追記)

八王子市さんから、心温まる素敵な動画を共有いただきました。
全国の様々な方から寄せられたメッセージが紹介されています。是非ご覧ください。

■市ホームページ

医療最前線に感謝を~八王子エール便~ たくさんのエールをありがとうございました。
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisei/003/001/p028789.html

 

■動画URLYouTubeページ)

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